冬の赤い実物として和のお庭でよくみる植物。
名前がよく似ててどれがどの名前なのかよくわからないですよね。
上から『万両』、『千両』、『十両』、赤い実の多い順に名前がついています。
一見よく似てますが、見分け方は千両の実は上向きについていますが、
万両の実は葉の下に垂れ下がってついています。
十両は草丈が低く、実はほんの少ししかついていません。
『ヤブコウジ』と呼び名がついています。
江戸時代、万両や千両といえば、今の何億円にもなるので、
考えてみると、とっても縁起のよい名前がついた植物ですよね。
調べてみると、千両だけはセンリョウ科ですが、他はヤブコウジ科です。
まったく縁の遠い種類なんですね。
冬になると、ヒヨドリが実を食べにきます。
千両のほうが、実をたくさん食べられそうですね。
Miyamoto